2009年10月3日土曜日

オリジナリティの境界

作家の方が著作を書き上げる時に、大量の文献をあげていたり
するのを見ます。

例えば、自分で本を書こうと思って、沢山の本を買い込んだとします。

その中から、エッセンスを抜きながら、自分の意見を反映した独自の
文章を書いていく訳ですが、どこまで、オリジナリティを出せるので
しょうか。

丸写しは、論外としても、内容を流用したような文章になります。
当然のごとく。
少なくとも、事実、考え方などは、そのまま使うことも多いと思います。

多くを引用しても、ノイエスがあれば、いいのでしょうか。

ノイエスというのは、学術論文などを書くときに、今までにない新しい
知見ということをさして、ドイツ語の「new」という意味の単語で
そう呼びます。

原材料を分からないように、感じさせないように料理するのが腕
と言われてしまえば、それ以上は無いように思えますが。

なかなか悩ましいことでもあります。

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